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2008年12月

2008年12月 5日 (金)

派遣切りに思う

輸出が大きなウエイトを占める製造業を中心に、派遣の契約社員を解雇する流れが大きくなっている。

この問題は派遣切りと呼ばれるようになって、毎日のように新聞、テレビで大きく取り上げられるようになっている。

派遣切りされてしまった契約社員の中には、契約期間を残しての突然の解雇も多いようで、会社の経営上の判断とはいえ、いくら法的に問題がなくても一方的に契約を解除された本人にとってはやりきれないだろう。

ニュースを見ていると、派遣切りの問題を大きくしているのは住の部分、つまり住まいの問題が大きく関わっているように感じる。

会社の寮に住んでいて、職を失うと同時に住まいも失う。人が生活をしていく上でこれほど不安な出来事はそうそうあるものではない。

こんな時代なのだし、せめて次の仕事が決まるまで、3ヶ月でも半年でも、寮に住むことを認めてあげればいいのにと思うのだが、それもできないのだろうか。

素人考えかもしれないが、派遣切りをするということは次の契約社員はもう来ないということだから、そんなに急いで部屋を明け渡す必要はないのではないだろうか。

寮(不動産)を処分するにしても、そんなに早く買い手がつくとは思えないし、買い手がつくまでの間、住んでいても良いではないか。

まあ、つっこんで調べたわけではないから各社の事情などわからず、ただの素人の感想にすぎないのだが、新聞を読んだりインターネットを見たりしていると、企業側がただ杓子定規に寮を出て行くようにしているだけという印象を受ける。

寮に住んでいられる期間を少し延長するだけで、日雇いの仕事だってできるかもしれないし、仕事を探す心の余裕も少しはでてくるのではないか。

とにかくこのままでは派遣切りされて職を失い、住むところさえ奪われてしまった人たちは身動きがとれない。

法的にとか道義的にとか責任論はこの際どうでもいいから、企業が対応するのが一番早いのではないだろうか。

本当は政治家がすばやく動くべき問題なのかもしれないが、何せ対応が遅すぎる。

ここは派遣切りをした当事者である企業が、一日でも早く具体的な動きをみせることが望ましいと思うのだが。

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